第4章 *意外な彼の顔 糸師 凛
目が覚めると私は凛ちゃんに抱き締められていた。
少し上を見上げれば、眠っている凛ちゃんの顔があった。
(ほんとまつ毛長いなぁ、、、)
そんなことを考えながら彼の寝顔を拝んでいた。
凛ちゃんはクールだけど、実は寂しがりやさんで嫉妬深い。
だから冴ちゃんのことも話さないようにしてた。
別に冴ちゃんのことは好きだけど、それは憧れとしての好き。
凛ちゃんの好きとは全く違う。
私の全ては凛ちゃんのモノ、、、、
『大好きだよ、凛ちゃん』
だから安心してね、、、と想いを込めてそっと眠っている彼にキスをした。
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