第3章 あの日の約束 千切 豹馬
「好きだ、、、お前が、のことが好きだ。エースストライカーになった時、隣にいて欲しいのはお前なんだ、」
『えっ、、、、///』
予期せぬ告白に私の頭の中はパニックを起こし、ドクドクと鼓動が速くなった。
「お前が告白してくれた時、言ってくれたろ?サッカーしてる俺が好きって。もしサッカーが出来なくなったらお前に振られる、、、パシッ)ってぇ!!」
彼の言葉に怒りを覚えた私は思いっきりビンタした。
『馬鹿!千切くんの馬鹿!!サッカーが出来なくなったって、、、私があなたを振る訳ない!!』
「ごめん、、、まじ、、自分勝手だよな、、、、」
『約束して、絶対にエースストライカーになるって、、、それでW杯に連れていって?』
「ッ!!ああ、約束だ。俺が1番になる。そんでW杯で優勝する」
彼の瞳はあの頃のように輝いていた。
『おかえり、、、』
「ただいま」
自然と近づく距離、、、
あと数センチで唇が重なる、、、寸前
「お前ら見せ物じゃねーんだよ!さっさと行け!」
『へ!?///』
振り向くとそこには顔を真っ赤にした潔くんたちが、、、
あまりの恥ずかしさに穴に入れるのであれば入りたい気持ちになった。
俯く私に、と呼ばれ顔を上げると、、、
ちゅっ、、、
「ふっ、、可愛い奴」
してやったりの顔をする彼。
『ッ///千切くんのバ、、、ちゅっ)んっ!///』
再びキスをされる。
「苗字で呼ぶのやめろ、もう恋人だろ?」
『〜ッ///豹馬の馬鹿ー!!!』