第2章 *君だけは譲れない 凪 誠士郎
『っあ、、ン、、あっ!、、それやら、、、ンん!』
「の嘘つき、もっとでしょ?」
ガツガツと突き上げられる度に身体はビクビクと震えた。
「ンん!、、、そんなに締めないでよ」
『そ、なの、、分かんない、、っぁあん!』
ある一点を突き上げられた瞬間、身体に電流を流されたような感覚に襲われた。
そんな私にシロちゃんは見つけた、、、と呟くとその箇所を狙い何度も突き上げてきたのだ。
『っひゃ、、あっん、、んぁ、、も、だめっ、、あっ、んぁあ!』
「俺も、、、も、、無理、、っく!、、、」
私たちはほぼ同時に達した。
薄い膜越しからでも彼が吐き出した熱の熱さが伝わってきた。
『シロちゃん、、、なんで"ソレ"持ってたの?』
"ソレ"とは避妊具のことだ。
恋愛なんて興味のない彼が何故そんなモノを持っていたのか疑問に思ったのだ。
「え?なんか玲王が持っとけっていて渡してきた」
どうやら御影くんは男のエチケットだと言いシロちゃんに渡していたそうなのだ。
まさかこんなすぐに役立つとはシロちゃん本人も思わなかったそうだ。
心の中で御影くんに感謝した時だった。
「ねぇ、今玲王のこと考えた?」
『へっ?、、、きゃっ//シロちゃ、、、待っ、、あっん、、』
「玲王のことなんて考えれないくらいにしてあげる、、、だけは玲王にだって譲れない」
玲王から貰った一箱はたった一夜にして使い切ったそうだ。
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