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遊園地のお兄さん

第1章 遊園地


ゴーカートはコースが長く独特で楽しかった。
戻ってくるとさっきの一目惚れしたスタッフさんが出迎えてくれた。

「おかえりなさい!足元に気を付けて降りてください」


「ありがとうございます」








「ひいらぎ〜楽しかったね!噂通りだった」



「そうだね。ほんとに楽しかったよ」



「満喫したし、帰ろっか!」


「うん!帰ろ〜」








友達と別れて家についたら今日の疲れが襲ってきたのか
すぐに眠くなってしまったので、さっさと寝てしまった。





卒業式はもう終わっているので明日は何時に起きても大丈夫だ。







朝になっておきた。


昨日は楽しかったけれど今日は最近やっている働き先を探さなければ行けない。


私の家族は貧乏で私もそこまで頭がいいわけではないので行ける大学も数少なく、お金もかかってしまうということで長きにわたる相談で卒業したら働くことになっていた。


なので、今は絶賛バイト先やパート先などを探している最中なのだ。




あんまりピンと来る仕事はなく、難航している。

しばらくはそこで働こうと考えていることも難航している理由の一つだった。


そんなことを考えているうちに昨日のスタッフのイケメンなお兄さんを思い出した。

そういえばネームプレートにって書いてあったな〜

浮かれている場合じゃないとパソコンに目を向けてまた、仕事を探す。


しばらく探していると、昨日行った遊園地のバイトを募集しているページを見つけた。


ちょっとだけ…と思い覗いてみると、高卒でもできるそうだ。
面接形式で見て決めるらしい。


私はこれだ!と思った。

もしかしたら…という甘い気持ちもなかったとは言えない。

だってほんとにイケメンだったんだもの。


家族に相談するとピンときたならやってみるべきだよと言われたので挑戦してみることにした。




履歴書を送るとしばらくして面接する日が送られてきた。




しっかりと練習を重ね、努力をした。










ついに当日になった。



自信は全然ないけど面接の練習をしっかりやったしという気持ちで頑張っていった。
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