第7章 お泊まり旅行?①
その日の夜、シャワーを終え
💙の部屋へ向かった。
コンコン。部屋をノックすると
出てきたのは❤️だった。
🌸「あれ、部屋間違え。。」
❤️「てないよ。どうぞ。」
🌸「お邪魔しまーす。」
中に入ると、既に💙がスキンケアの用意をしていた。
💙「はい、いらっしゃい。」
🌸「お世話になります。」
💙「ここ座って。」
🌸「はーい。なんで❤️くんいるんですか?」
❤️「お手伝いという名の見学。」
🌸「な。るほど?」
💙「手ぇ出して。」
🌸は手を差し出すと
腕からスキンケアをし始めた。
💙「ねぇー、ほんとにちゃんとしてないでしょー!めっちゃ染み込むんだけど!」
🌸「んふふふ」
🌸は笑って誤魔化した。
❤️「誤魔化してるw」
💙「もっと早くからした方が良かったかな。」
🌸「夜はシャワーしたらすぐ寝たくて、つい。。」
💙「つい。。じゃないよ。ちゃんとしなきゃ。」
❤️「💙に美容を語らせたら長いよーw」
片腕が終わると反対の手と、💙がジェスチャーをする。
🌸は反対の手を差し出す。
反対の手と同様にスキンケアをする。
💙「はいっ、次デコルテやるから脱いで。」
🌸「脱ぐんですかぁ。。」
💙「出来ないじゃん。」
❤️「これ、肩にかけな。」
と、❤️が着ていたパーカーを貸してくれた。
🌸「ありがとうございます。」
❤️「どういたしまして。」
🌸「見られてたら脱ぎにくいんですけど。。。」
💙「減るもんじゃないから大丈夫。」
🌸「うー。。。」
渋々服を脱ぎ借りたパーカーを肩からかける。
💙「上向いて。」
🌸「んっ。」
💙は黙々と塗り始める。
❤️「🌸ちゃん、MVの撮影緊張しそう?」
🌸「めちゃくちゃ緊張しそうです。」
❤️「そうだよね。」
🌸「て言うか、何するかよく分かってないです。」
❤️「んーっとね、メンバーの踊ってる映像の合間に、🌸ちゃんと仲良くしてるシーンを挟むって構成予定だから、🌸はみんなと仲良くしてればいいよ。」
🌸「ふむ。。」
コンコン。ノックする音が聞こえた。