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第3章 月の物



4月の半ば月の物が来た。
重い腰を上げてコミュニティルームへいくと
🖤🩶💛がいた。

🩶「🌸ちゃん、なんかいつもよりモコモコしてるね。」
🌸「うんー。ちょっと体冷やしたくなくて。。」
🩶「ん?あっもしかして。。」
🌸「たぶんそれですー。。」
🖤「そういうの女の子に聞いちゃダメでしょー」
🌸「気にしないので大丈夫です。」
💛「顔色も悪いよね」
🌸「そうですか?」

💛は、軽々と🌸を持ち上げると
ソファへ座らせてくれた。

🖤「部屋にブランケットとかある?」
🌸「その辺に置きっぱなしにしてます。」
🖤「部屋入っていい?持ってくるよ?」
🌸「すみません、お願いします。」
🩶「なんか暖かいものいいれるねー」
🌸「そんな、悪いですよっ」
🩶「いーの、いーの!休んでて!」
💛「調子良くないなら、大人しくしてな。」
🌸「うぅ。。申し訳ないです。」

💛は横に座った。

💛「腰?」

小さく頷くと優しく擦り始めた。

🌸「ありがとうございます。」
💛「いいの、いいの。」
🖤「はい、どうぞ。」

ブランケットを掛けて
💛の反対側に座った。

🖤「不躾な質問なんだけどさ、毎回?」
🌸「毎回ですね。3日目になれば落ち着くんですけど。。」
🖤「そっか。辛いね。。」
💛「なんかあったら俺らに言ってな。できることするから。」
🌸「かたじけないですぅ。」
🖤「急に武士になった。」

🩶「なんかわかんなかったから、とりあえず牛乳温めてきたー!置いておくね!」
🌸「ありがとうございます。」

🌸の前に座って両手を握り

🩶「🌸ちゃんが元気ないのやだなぁ」
🌸「ごめんねぇ」

何故か涙が流れてきた。

🌸「えっ、あれ。。」
💛「どうした?」
🩶「🌸ちゃん泣かないでー」
🌸「んっ。。」
🖤「どっか辛い?」
🌸「違くてぇ。。。」

ブランケットを引っ張って顔を隠した。

🌸「なんかぁ。。嬉しくて。。みんな優しくてぇ。。ごめんなさい。メンタル弱弱になってます。。。」

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