第9章 夏だ!海だ?…の前に!
―――次の日。
寮に帰ると真人が部屋にいる。
「ただいま」
いつもの様に制服を着替えだそうとしていると、真人がその背に立ち、ジップを下げてきた。
そして広がった制服が足元に落ちる。
ブラだけ付けた私を真人が抱き締めた。
「真人?」
「最初からこうすれば良かった」
抱き上げられベッドに押し倒される。
手が私のマンコを触った。
「何でもう濡れてるの?」
「私の事好きな男性に押し倒されたらそりゃ、ね?」
私が言うと真人は何だか傷付いた様な顔をする。
「男なら誰でもいいの?」
真人の言葉に首を横に振った。
「そんな事ないよ。嫌だって思う人だっています」
私の言葉にも真人の表情は変わらない。
―――言葉が届かない。
体を抱えられよつん這いにされる。
そして、―――
「あ゛、んンッ」
真人のが入ってきた。
何で急に?
全く分からない。