第4章 『いっぷ』ではない事1
舌が絡まりちゅっちゅっ♡と唾液が鳴る。
「真人……」
自分から脇のジップを下ろし、真人の手を掴み背中に当てれば、そちらのジップも下ろしてくれた。
セーラーカラーが肩を落ちていく。
「キレイだ……」
さすがに付けているブラを押しのけ手が胸をもむ。
キレイ……いつも真人はほしい言葉をくれる。
勿論私はMだから乱暴目にあつかわれたり、ひどい言葉でなぶられるのが嬉しい。
それを『愛』とすら感じる―――。
でもこうやって素直に言われるのは女冥利につきるというか。
だからもにもに私のおっぱいを揉んでいる真人のチンチンを手でちゅこ♡ちゅこ♡した。
すぐ我慢汁が出てくるからそれを手にぬってさきっぽをつつむ様にくりゅ♡くりゅ♡と動かすと真人があまい声をもらす。
「おっぱいだけで良いの?」
私としてはそろそろ真人とも……と考えていたけど。
「良い」
あまい息をもらして、裏筋をごしごし♡する指に感じているのに真人は強情だ。
ぷう、と頬をふくらませると真人が初めて笑う。
「けちんぼ」
「天原」
私の言葉を吸いとる様に唇をさらわれた。