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【R18】私は性奴隷志願です!

第12章 やまおり(公式戦after.)


『軽磨、狩宿ペア』
―――全くムードは無い。
だが、互いにまるでウブな恋人達が初めて性行為を約束した時の様に、委員会棟から一番近い『いっぷ』用トイレにもつれこむ。

とても雰囲気を気にした場所まで、我慢できなかったのだ。
個室で向き合う。
鈴鹿は白いはずの指先まで赤くそめて俯いていた。

「鈴鹿ちゃん、さっきの『他の『しろ』と仲良くしないでください』って、どういう意味」
軽磨が問えば、彼女は肩を震わせる。
そこを軽磨は撫でた。

「ごめん、嫌なら答えなくても良いけど……」
軽磨は言って、顎を指でさする。
「『ヤキモチ』だったりする?」

軽磨の言葉に、又鈴鹿は震えたが、顔を上げた。
そして、目の前にいる『ご主人様』の肩に手をのせる。
「はい」

小さな声だけど、それは静かな個室に響く。
はぁーーーーと重く軽磨はため息をついた。
「美希さんの様な性に闊達な女性が好きですよね」

震える声でつむがれるそれに又軽磨はため息をつく。
「お兄さんは鈴鹿ちゃんだから好きなんだよ」
言って、彼女を抱きしめる。
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