【薬屋のひとりごと】後宮の外に咲く毒の華【R指定】
第3章 【R指定】後宮の外に毒の華が咲く③
月娘にキスをしながら、器用に自分の服を脱いでいく。
パサッと壬氏の着物が落ちる音がして、月娘は彼の体を見て目を細めた。
やはり宦官としては無理がある男らしい上半身と。
我慢出来なく、膨張している壬氏のモノを見て、月娘は小さく息を吐いた。
良かった…ちゃんとあった。
「………………。」
明らかにホッとした顔の月娘を見て、壬氏の片眉が上がった。
「…お前今失礼な事考えてたろ。」
壬氏の低い声に、月娘の肩はピクッと動いた。
「………あまりに瑞月様が私から逃げ回るので、本当に宦官になってしまったのかと…。」
「………………。」
壬氏から目を逸らしている月娘を、ジトッとした目で見下ろした。
言いたい事はたくさんあったが、そんな余裕も無く。
早く月娘の中に収まりたい。
「…お前だけが分かってればいい。」
そう言って、固くなった自身のモノを、しっかり濡れている月娘の割れ目に押し付けた。
壬氏のモノが擦られている感触に、月娘は期待で目を細めた。