【薬屋のひとりごと】後宮の外に咲く毒の華【R指定】
第8章 【R指定】花街に毒の花が咲く④
「……身体中、俺の痕ばかりだな…。」
そう言って自分が付けた痕に満足そうに目を細める。
柔らかい乳房をに触れると、その先の突起は赤く腫れていた。
昨夜嫌と言うほど舌で粘ったからだ。
しかしそんな月娘の身体を見ても、壬氏に罪悪感は湧かなかった。
残念な事に彼が抱いたのはまた強い情欲だった。
「あっ…瑞月っ…!」
月娘の声が漏れる頃には、壬氏は既にその突起を口に含んでいた。
「あ…だめ……僑香が来ます……。」
「…察して、部屋に入って来ないさ。」
すぐに固くなった乳首を甘噛みすると、月娘の腰が跳ねるのが分かった。
ぎゅっと閉じていても、細い太ももは簡単に壬氏の手が入ってくる。
「はぁっ…ああっ……っ。」
壬氏の指が、下半身の突起にも触れた。
昨日の情事で濡れている月娘の愛液を指に絡み付けて、壬氏は軽くクリトリスを撫でた。
それだけで、月娘の身体は壬氏が望んだ反応を見せてくれる。
「ダメ…っそんないっぺんにっ…!」
結局壬氏の舌と指に月娘の身体は簡単に達してしまう。