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愛おしい彼は、僕の...《R18》

第6章 【親友】




《李太視点》


「はぁ....はぁ.....はぁ.......」


行為を終えた後、海里はしばらくは動けなくなってしまったようだ。


俺に背を向けたまま、一回も顔を見せてくれない。


俺も全ての欲望を放出し、脱力感に見舞われたが、海里を後ろから抱きしめる。


その瞬間、驚いて、海里はビクッ!と身体を震わせる。


「やめろ....下品、また盛ったのか.....」


海里の耳は、ほんのりと赤くなっていく。


たまらなく、可愛くて仕方がない。


「いや...盛ってない時でも海里を愛しているという、俺なりのアピールでな....」


と、海里の頭に口付けをした。


「.......馬鹿...変態...しかも、いきなり後ろからするかよ...」


え、なんで今キレられたんだろ、俺....。


「そして、悪いな海里....俺、余裕なくて、感情のままにお前を抱いてしまってな...」


「..........」


海里は無言だった。


ーーーお前には、あんな事があったのにな....


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