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愛おしい彼は、僕の...《R18》

第5章 【ご主人様】




「はぁっ...!?俺が、そ、そんなことっ....!!」


主様に、身体を引き剥がされてしまった。


「やはり、お忘れだったのですか...私を攫って監禁した事を」


自分の足首にはめられた鎖を、主様に見せつける。


これはかつて、主様が私を攫った際に、くくりつけたもの。


常に、私の足首の鎖は、主様の部屋と繋がれている。


「犯した罪を忘れ、私に半年間何もしない事によって、罪悪感を無くされていたのですね、主様は...」


わなわなと口を震わせる主様に、口付けをした。
上目遣いで、主様を見つめる。


「心が脆くていらっしゃる...愛おしいのです」


主様の衣類を脱がせて、胸元に手を滑りこませる。
真実を告げられ、冷や汗をダラリ..と流されていた。


クス....と、微かに微笑んだ。


「愛しております...そんな主様も」


ーーー主様に、裸の身体で、甘え出した。


何故なら主様は、身体だけではなく、私の心さえも奴隷に変えられたのですから...



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