第3章 【先生】
ドアの隙間を覗く。
だが、雑多に置かれた実験道具のせいで、よく見えなかった。
「皇せんせっ!すきっ♡僕そこ好きっ♡あぁん♡」
ーーーうっうそだろ!?
と、俺は目をひんむいた。
ーー何してんだ学校の理科準備室で....!!
「あっ♡先生ぇ舐めないで♡もうイク♡ぁあんっ♡」
ーーーどどど...!!どんなエロい舌使いをっ....!?
ビンビンになった股間を、手で抑える。
男子生徒はとろけた顔で理科準備室から出て行った。
「おや....山田くん..?」
いつもは下ろしている髪を、首元でお団子にしている皇先生が、目の前に現れる。
「!!!」