第9章 【初恋】
帰宅後、俺はぼんやりしっぱなしだった。
家の部屋の中で、俺はベッドに倒れ込む。制服から部屋着にも着替えず。
「....」
ーーー今日の泪...ヤバかったな...
思い出す。
抱きしめられた時の...泪の腕とか、胸板とか、長い髪とか、脚とか....
「はぁ...っ」
白い幻の泪...
塩素の匂いまで、妄想で泪を作り出してしまう。あの、今よりも艶めかしい絡みをしてきた、中学生時代の泪を...
自分の肉棒を、手で慰める。
『水着、すごいもっこりしちゃったねぇ...』
ポニーテールからたらたらと水を流し、泪は後ろから抱きついて先端を責めてくる。
『ああ凄い...出ちゃいそ?』
ーーーしゅこしゅこ、と手の動きを速めて悶えた。
『出ない゛...!泪のばかっ!離れろっ...!』
ちゅぽん、と、幻の泪は、俺のを咥え始める。
ポニーテールを揺らして、そのまま頭を動かし始める。
『出ちゃう...?』
「あ、んぁああぁ...ッ、泪ぃ゛....ッ!」
ドピュンッ...!!と、達してしまった。