• テキストサイズ

黒バス triangle  SS~secret story~

第7章 キセキと人狼をやってみました。


ーーーーーーーーーーー
《ゲーム後》

「優ちんのハンバーグおいし~」
「流石茶倉さんです。」
「ああ、優の料理は絶品だな。」

勝者が悠々とハンバーグを頬張る様子を、敗者が恨めしく睨む。

「デザート用意するし、明日は唐揚げ作るから、ね?」

わかりやすく不機嫌なみんなに声をかける。
がそれで機嫌が戻るわけでもなく、私は話を逸らした。

「そ、そういえば!モデルの人たちとやったときはどうだったの?」

「そうッスね…」

涼くんが思い出すように視線をさまよわせる。

「赤司っちほどではないッスけど、すごい奴はいたッス!オレらと同級生なんだけど、それが無表情で!嘘か本当かの区別が全く出来なかったッス…」

「へぇ、すごい人もいるねぇ。」

どんな人だろう?

涼くんがすごいって言うんだから、それほどなんだろう。

私は雑誌なんて読まないから、その人のことを全くわかっていない。
でもこの話で少し関心を持った。





























そして数年後。

私は彼女と出会った。

一言で言うならば、これも『運命』なのだろう。










短くも濃い青春の1ページ。














           Fin.
/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp