黒バス triangle SS~secret story~
第3章 カラオケはあっというまっ?!*前編
赤司side
なかなか面白い事が聞けた。
さあゲームを始めるか…
このゲーム、いったい誰が勝つのかな?
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一週間後。
ぼくは部活の後、みんな…マジバにいたメンバーと2人のマネージャーを呼んだ。
「今週の日曜日、みんなでカラオケに行くぞ。」
「「はっ?!」」
全員の声が綺麗に重なる。
「部活はもちろん、良太の仕事がないことも知っている。全員で行けるだろう?」
「そういうことではないのだよ…」
「いきなり過ぎるッスよ!」
「テツくんとカラオケ…!」
「さっちゃん?!倒れないで!」
口々に自らの意見を述べ始めるメンバー。
そこにぼくは一言。
「ぼくの言うことは…」
「「ぜったーい!」」
再び重なった声を聞いて、ぼくは笑みを返した。
…日曜日が楽しみだ。