第4章 ※東西高校(MECHATU-A学パロ)
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蒼side
出会いは突然だった。
幼馴染である小鳥遊未海が東西高校のヒーロー科に行きたいと言わなければこの出会いはなかっただろう。
入学式の日、私と未海は一緒にヒーロー科の教室に向っていた。
ヒーローを目指そうとする女子も少なくはないが殆いないに等しい。
今年は私達二人を含め八名しか女子がいないそうだ。
男性が苦手な私からしたらクラス全体29名のうちたった八名しか女子がいないとなると残りの21名は男性だからきつすぎる。
式の時間まで未海と談笑していると、八名ほどの男性が近づいてきた。
未海によると中学時代の部活で知り合った人たちらしい。
私は文化部だったので他校との関わりはなかったが、未海は運動部のマネージャーをしていて他校の生徒との関わりが多少あったのでこの学校にも知り合いが何名かいるらしい。
この八名もその一部だとか。
その後とりあえず自己紹介をした。
一番背が高くオレンジ色の髪の人が宇佐美リト
おそらくその次あたりに背が高く、紫色のロングヘアの人が星導ショウ
青色の髪で睨まれたら怖そうな人が小柳ロウ
白色のふわふわした髪の人が叢雲カゲツ
ピンク色のすこしチャラそうな人が赤城ウェン
ラズベリー色のような少し落ち着いた髪色をしている人が佐伯イッテツ
髪にところどころ水色のメッシュが入っていて関西弁なのが緋八マナ
前髪に黄緑のメッシュで少し可愛い顔立ちな人が伊波ライ
全員中学校からの知り合いなのだとか、、、
こんな派手な人たちと未海はよく喋れるな、、、、と思ってしまった。