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幻想科学物語

第4章 Z=3 科学+魔導=マンパワー?





ルーチェの言葉にスイカは一筋の涙をながす。


「スイカだってほんとはね、1度でいいから綺麗な世界を見てみたいんだよ。ボヤボヤじゃない、ほんとのみんなに、1度でいいから会ってみたいんだよ。」


「おう、作ってやろうじゃねぇか。ガラスってやつをよ!」


「何を取りに行けばいい、千空。」


「クククッ、そう来なくちゃな。今回はコハクとクロム、俺の3人でいくぞー。」


まさかの発言に一同はえ?と驚く。
採集に行く時はルーチェの魔導力があればもっと早いと疑問におもうみんなに千空は言葉を続ける。


「俺はスイカがド近眼ということはわかった。メガネの作り方もわかる。けど、視力の測定なんかはあやふやだ。ルーチェに任せた方が手っ取り早え。」


「え、ちょ、、私外科の研修医、なんだけど...」


「あぁ?初歩的な視力測定のやり方ぐらい習うだろ。」


「やり方ぐらいは習った...」


千空はその言葉を聞き、にんまり、と悪い表情をうかべ、ルーチェの方に向かい、何かを囁く。
ルーチェは、囁かれた内容を聞き、なんでそれを貴方が、という目で千空をみつめるも、仕方ない、ということでこくりと頷き頷く


「そんじゃ、スイカのことを宜しくたのむわ。
クロム、コハク、とっとと準備するぞ。」


「なにがなにやらわからんが、わかった。」


「おうよ。待ってろスイカ。必ずガラスを取って来るからな!」


「いや、ガラスじゃなくて、原料、な。珪砂っていう砂だ。」



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