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幻想科学物語

第12章 Z=11 作戦会議






「ロクでもない作戦のようね。聞くだけ聞く。話して。」


「ありがとう、ルーチェちゃん。さて、ここでクイズです。科学王国の最低勝利条件はなんでしょー?」


「司とやらの死と、母様に私が勝つこと。」


「惜しい!ルーチェちゃんがシーラちゃんに勝つことと、奇跡の洞窟の奪還。司ちゃんや司ちゃん帝国民の生死は問わないのよ。」


「?奇跡の洞窟?」


ルーチェが聞き返すと、千空がだいぶ前に話したと思うが、と改めて復活液のことや、硝酸が採れる奇跡の洞窟は司帝国が押えている、ついでにこれまでの経緯を話した。


ルーチェはなぜ司帝国と争っているのかイマイチ理解はしてなかったため、千空の説明で話が繋がったのか納得した。


「つまり、硝酸が採れる奇跡の洞窟が奪還出来ればそれでいい、ということ?」


「あぁ。まぁそういうことだ。だから司が生きようが死のうがぶっちゃけそれは勝利条件に含まれてねぇんだわ。ただ、無駄な殺生は防ぎてぇ。そこでだ、リリアンのゾンビを作る。」


「えっと、その、どういうこと?まさかとは思うけど、魔導で人を生き返らせろ、とか言い出すんじゃ…」


「あ?なんでそうなるんだ?そこまでぶっとんだ話じゃねぇよ。そもそも数千年前の死体なんかとっくに分解されてどっかの地層に埋まっとるわ。てめぇも医者ならそんぐらいわかんだろ。」


(ゾンビ作るって言ったのはそちらなんですけど??)


とんでもない事を言い出したのはそちらなのに、と視線で訴える。


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