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幻想科学物語

第11章 Z=10 それぞれの贈り物


○ちょっとした小ネタ

・太陽の光女神
隣国魔導帝国から隷属を強いられていたウール王国民を勝利に導いたとし、建国当時から信仰されている女神。
文字通り、太陽を司る。
彼女は常に平等を掲げており、帝国側のことを快く思っていなかった。
そんな彼女はある"人間"に自身の炎の力を授け、革命を起こさせた。
"革命者"はやがて英雄として祀られ、初代国王となる。
初代国王と光女神が作り上げた国の成長は目覚しく、帝国に引けをとらぬ"太陽の沈まぬ時代"を作り上げたが、ある天才によって"闇"の聖地となった。
見守ることしかできなかった彼女はせめてもの償いとして王国の残された古い建物を、【叡智の図書館】と名付け、地球に逃げた彼らに"詩"を伝承し、捧げられた"鍵"に自身の力と呪いをかけた。


その"鍵"は現在、陽の騎士隊の管理下におかれており、騎士隊以外のものが持つことを許されなかった。
村が滅んだ今、その"鍵"を持つものはルーチェただひとりとなった。


キール「という御伽噺があるのだが、ルーチェはかなりドライでね。覚えてくれるまでかなり苦労したよ。」



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