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幻想科学物語

第8章 Z=7 科学と魔導の融合






「ご覧の通り、うちの最強ジョーカー、魔導士サマはお元気いっぱいでね。科学と魔導が融合した武器も作れんだよ。そっちの魔導士サマはどうかしんねぇけど、人間相手なら100億パーセント勝ち目はないと思うけどね。」


「たしかに、そのようですね。1度撤退するしかなさそうです。」


「あぁ、そうしてくれるなら実におありがてぇ。そうしてこっちの現況を司に伝えな。」


「そうしますか。と大人しく言うとでも?これだけは使いたくない手だったんですけどね。あの女が作ったものに頼ることになるとは。」


そういってため息をつくと、槍につけてた石をとり、地面におとす。
ルーチェはそれが何なのかわかったのか、素早くスティックを取り出し、落とされた石目掛けて呪文を唱える。


(プィリフィカ・フローム)


そう心の中で唱えると、石が燃え上がるが、炎を吸い込むようにすぐにきえた。が、また燃え上がり、今度はその炎がルーチェに襲いかかる。


「シーア・アロー!」


そう唱えると、海の方から炎めがけて次々とみずの矢が飛んできて、炎を沈静化させ、すぐにきえた。
が、それを盾ににして氷月がルーチェめがけて槍を突き出す。


ルーチェはとっさにホムラを縄ごと後ろにひっぱり、盾の呪文を唱え、氷月の攻撃を受け止めた。


「なるほど。戦いや敵に対する姿勢はちゃんとしています。ですが、やはりあなたは甘い。最後の最後に自分を出すところはシーラ君とは違いますね。」


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