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幻想科学物語

第8章 Z=7 科学と魔導の融合






ルーチェは周辺を見渡し、力の源の方へと向かう。


がそこには人はおらず、ただ艶やかな紫色の光に包まれた石がその場に不自然に浮かんでいた。


(これ、壊したらまずい?浄化でもしてみる、か。)


「プィリフィカ・フローム。」


そう唱えると、石はピンクの光に包まれ、やがて燃えだす。
そして、石はパリン、と音を立てて割れた。


やばい、と思いその場から離れようとするも、ワンテンポ遅く、ルーチェは爆風に巻き込まれそのまま村へと吹き飛んだ。


ルーチェが村に着地すると同時に、なにかが割れる音がルーチェの耳に響く。
ルーチェはく、っと身体をおこして魔導陣の方へと走り出した。


魔導陣は一部が消えかかっていた。それはつまり、結界の崩壊を意味する。先程ガラスが割れたような音は結界が割れた音だった。


急いで描きなおそうと、スティックをだすが、村の崖から気配をかんじたため、そちらに向き直る。


すると底には松明をもった、ピンクの髪の毛の女の子がいた。


そのピンクの女の子から魔導士という風にはみえないが、その腕からは強大な宵闇の力を感じる。ルーチェはその力に目を細めた。


それは女の子の方もそうだったのか、ルーチェの姿をみて驚く。


(な、んで、彼女がここに…いや、でも、彼女はもう少し身長が高かったはず。それに、胸も、もう少し、いや、倍ぐらいはある。てことは…)


「あなた、あの女の娘、ルーチェ。」


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