第2章 Z=2 来訪者A
○ちょっとした小話。
かつてはウール王国の国民と地球人、それぞれが手を取り合い、地球で暮らしてた。
しかし、中世に入ると、キリスト教徒による魔女狩りが行われたため、人々の記憶より、ウール王国の存在を消し、ただの地球人として暮らし始めた。
しかし、ウール王国を襲った闇の力はただ封印されているだけであり、いつまた地球を覆うかわからない。
来るべきその時のために、6歳を迎えると週に1度、教会の地下で行われる魔導の授業に参加することをルールとした。
だが、一般人の前では魔導を使うことを禁じられている。
それに対して不満を持ち、秀才にも関わらず不真面目に勉強していた少女、それがルーチェだった
ルーチェ「この話、なんの意味があるか?それは、この先読んで。」