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幻想科学物語

第7章 Z=6 医者と魔導士と科学者と






「ルーチェちゃん、なにか心当たり思い出したの?」


ルーチェはコクコクと頷き、ゲンにも伝えなければと思って口を開いた。


「母様の話、恐らくだけど、母様も闇に魂を支配されかけている。
そして、石化だけでなく闇と戦わなくてはいけないことも確定した。」


「は?なにそれ、どういうことなの?ルーチェちゃん。」


「この前、私がここに来た経緯は話したよね?」


「あぁ、例のタイムワープ的なやつのはなし、ね。確か、シーラちゃんが発動させてルーチェちゃんがこの時代に飛ばされたんだっけ?」


「うん。それでそれを知った宵闇の魔導士が母様を拷問。私の行方を聞き出してここまで来たんだとおもう。」


「つまり、その宵闇の魔導士とやらはルーチェちゃんを追ってこの世界にやってきた、と。でその行先をシーラちゃんを拷問して聞き出したついでに自分のお仲間にしちゃった、ってことでいいのかな?」


ルーチェがこくりと頷くと、ゲンは口を少し開けたまま呆気にとられた表情になった。
ルーチェは言葉を続ける。


「つまり敵は複数人。数千年前に石化した犯人Xと、宵闇の魔導士。」


「こりゃゴイスーバイヤー…」


2人は現況を把握し、盛大にため息をつく。
石化だけでも謎なのに、そこへとんでもない敵が混ざってる。2つの脅威が手を組めばさらに世界が滅亡へと進むだろう。


ルーチェの実力では現況に立ち向かうのは難しいが、なんとかしないと、と策を練り始めた。



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