• テキストサイズ

あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第27章 浮気?✿番外編


「今一人でいるのは寂しいだろう?ボク様が直々に話し相手になってやろう。」


「いや、キコルちゃんがいいです。」


遠慮するなと真顔で言われて顔が引き攣る。

遠慮なんてしてないんだけど…。


結局、鳴海隊長は部屋に居座るのでそのまま話し相手にもらい、散々笑わせてもらった。

どうしよう…鳴海隊長といるの楽しいな。


「弦お兄ちゃん、ありがとうね。……っ、鳴海隊長!ありがとうございます!」


やばい、つい出てしまった。


「弦お兄ちゃんでいいぞ、好きなだけ呼べ!」


首を振って答える。

そう呼ぶのは宗四郎と別れてからだろう。
そんなこと考えたくはないが。


弦でもいいと言う彼に笑いながら首を振って、眠くなるまで楽しい時間を過ごさせてもらった。


「保科副隊長が今来てるらしいんだけど、どうする?」


時間も遅くなりそろそろ寝ようと思っているとキコルちゃんが来てそう言うので、身体が固まってしまう。

鳴海隊長がいらん帰せと言ってくれるが、私と会うまで絶対帰らないと言っているらしい。

私がここにいるって言ったのかな?

/ 591ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp