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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第24章 保科の休日✿番外編


1台の黒い車が来て隣に止まると彼は、君は乗っててええでと車から降りてドアを閉めた。

何するんだろ…誰?


隣の車から降りてきた大きな男の人と目が合い、軽く会釈をする。

するとその男性も返してくれた。

見た目はその…反社の方みたいで怖いけど、悪い人ではなさそう。


トランクを開けた彼はその男性に何かを渡した。

なんか、私がいちゃいけないような雰囲気でしたけど!?


男性がいなくなると宗四郎さんも車に乗ってきた為、何をしていたのか聞いたが、気にせんでええよ〜とはぐらかされてしまった。


「ほな、行こか!」


ニコッと笑った彼はシートベルトをつけたので私もつけると、手を取られ指を舐められる。


「はよ僕とこういうことしたいんやろ?」


「ちがっ……くない…。」


正直で可愛ええなと笑った彼は車を走らせた。


ここは…駐車場に止まり降りて行く彼を追いかけるとまた猫を見付けたようで、お腹を見せた猫を撫で回している。

わかるよ、猫ちゃん…宗四郎さんに撫でられるの気持ちいいよね…私も撫でて欲し…じゃなくて!

同期のみんながそこで話している。いつの間にみんな集まってたの…。


そういえば亜白隊長はスルメのことしか教えてくれず、その後は用事があるから付き合ってやってくれとだけ言っていた。

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