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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第24章 保科の休日✿番外編


中に入り、頼まれた物の売り場を探す。


「美影ちゃうやろ?僕らはこうやん?」


繋いでいた手は指が絡まりぎゅっと握られる。

恋人ではないんですが…等と思ったりしたが、ただただ嬉しかった。


案内を見た彼はこっちやと手を引いていく。


なんとか亜白隊長に頼まれた物は買えた。

この北海道物産展で買えるスルメ。

亜白隊長ってスルメ好きなんだ…意外過ぎてむしろ可愛い。


その後は珈琲牛乳や胃腸薬を買って、何か欲しい物はあるのかと聞かれた為、軽く辺りを見渡す。

ソフトクリームが目に入り食べたくなったが、さすがにダメだろうと思い、また見渡した。


「あれ食いたいんやろ。ええよ、一緒に食お。」


ソフトクリームを見たのは一瞬だったのに彼にはバレたようで、ソフトクリームのお店を見ながらそう言われた。


お店まで来るとどれがええの?と聞かれたのでメニューを見て、カマンベールチーズにするかメロンにするか迷ってしまう。


「何で迷うてるん?」


正直にカマンベールかメロンと答えた。

頭を撫でた彼は両方買おかと注文して、財布を取り出す。

後で返そうと思い値段を見ておいた。


ソフトクリームを受け取り、2つ共持っていて欲しいと言われ持っていると、宗四郎さんはスマホを肩に挟み連絡を取りながら買った物を見る。

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