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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第21章 群発災害


雰囲気が変わった彼の元へ行き、周りを警戒する。
何かするようだ。


宗四郎は10号の命令無視を咎めている。


「今日は僕が合わせたる。」


彼が着たスーツがミシミシと音をたて、強化されていくのがわかる。

精神同調をしているのだろう。


怪獣を相対する。


「正面突破や。」


閉じられていた彼の瞳が姿を現す。


「「死ぬ気でついて来い。」」


宗四郎は一瞬で正面の怪獣を真っ二つにした。


「美影、お前もや!僕に合わせろ!」


了と言ってすぐに彼の背中へ行きくっつけ、怪獣を斬り裂いていく。


宗四郎が処理し切れなかった1体に空討ちを放ち、その間に私の後ろに迫っていた怪獣を宗四郎が返し討ちで斬り裂いた。

そして目の前の怪獣を真っ二つにし、彼は最後の1体を何等分にもして斬り裂いていく。

10号が残り1匹、と言うが、もう終わっている。


チン…という音をたてて納刀した。

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