• テキストサイズ

あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第20章 結婚


少し経つと私を抱えてベッドまで連れて行き、ちょっと待っててなとまた戻った。


「美影、スポドリ。ここ置いとくな。」


すぐに戻ってきた彼はスポーツドリンクをナイトテーブルに置いて反対側に潜り込んで、毛布に包まった私を抱きしめてくれる。

彼の胸に額をくっつけ、苦しくて口呼吸になってしまう。

鼻が出ているわけでも詰まっているわけでもないが、苦しい。


「あ、生理…に…。」


「うん、早いな。腹も痛いやろ。」


どうやら、生理周期がすでにバレているらしい。


背中を擦って寝れるか?と問いかけてくる。

声、優しいなぁ…。

頷いておやすみと言い、目を瞑った。

/ 591ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp