第20章 結婚
ズボンと下着を下げて反り立つ先に指をあて、彼の顔を覗き込み微笑む。
「ご飯作ってるから、そこで自分でしてて?」
「なっ…意地悪せんでぇ…。」
まだ身体がだるいから正直今したくない。
でも、これは私がこんなにしてしまったので、懇願するように見てくる彼に申し訳なくなって、さっと手を這わせた。
嬉しそうにピクピク動くソコは先走りを滴らせて、早く放ちたいと主張しているので、溢れてくる先端をヌルヌルと撫でて、そのまま先端を手の平で激しく撫で回す。
「はっ、あかんっ…それっ、やばいわ……気持ちえ…くっ、んあっ!んっ、ふっ…。」
大きな声を出してしまって恥ずかしくなったのか、手で口を押さえた。
その手を掴んで自身を握らせると扱き始めた。
私はそのまま先端を撫で続ける。
「あかんっ、てっ…!んっ、はっ…気持ちえ、気持ちえっ……イってまう…あっ、くっ……んっ、んんっ!」
私の手の平に放たれた欲は、自身を握った手を伝って垂れポタポタと床に落ちていった。
「声、すごかったね…。」
「言わんで…はぁ、はぁ…。」
耳に顔を近付けて囁くと顔を背けて荒く息をする。
洗っておいでと見送って手を洗ってから床を拭く。
先っぽ、そんな弱いんだ…。
ご飯を作っていると戻ってきた彼は、気持ちよかった、ありがとうと言って私のTシャツを捲りお尻を出した。
なんで捲るのかと問えば、捲りたかったからと…なんで?
ソファで待っててと言ってキッチンから追い出した。
パスタを茹でて和風に仕上げてテーブルに持っていく。
さすがにもう下を履いていいだろうか…何も言って来ない彼を見たが首を傾げるだけなので、そのままパスタを食べる。