第20章 結婚
舌と指で何度かイかされ意識を手放すと、次に目が覚めたのは、明るくなってきた頃だった。
さすがにもう宗四郎は寝ていて、安堵の溜め息を漏らす。
手は胸を握っているが…。
ベッドでも何回もイかされて汗をかいたはずなのに、ベトベトしていないし陰部もヌルヌルしていないので、彼が処理してくれたんだと思う。
身体がだるい…特に腰が。
陰部もジンジンと熱くて、ほぼ感覚がない。
寝ているはずなのに、たまに手が動いて胸を揉まれる。
動く度に乳首にあたって声が漏れそうになる。
「もう当分、えっちはいいや…。」
「しようや。」
起きてたの…。
手が動き始めヤワヤワと揉まれながら、突起を指で弾かれた。
もう無理と彼を見つめると、胸から手が離れてふふっと優しく笑う。
「ケーキ食べてないし、お酒も飲んでない…。」
「ふふっ、そうやな。ずっとしとったもんなあ。」
まだトロンとしてる。
昨日はごめんねと謝れば、僕もごめんと肩を抱かれた。
「誕生日セックスどやった?気持ちよかったろ?寝ながらイっとったよ。」
声がまだ柔らかい。
顔が熱くなって目線を泳がせると、可愛ええと笑って頭を撫でてくれる。
「身体だるいし、あの…あ、アソコも、ジンジンして熱くて…ほとんど感覚がなくて…。」
「ふふっ、しとる時はおまんこ言っとんに…ごめんな、弄り過ぎたわ。声も酷なっとるし…。」
優しく喉を撫でて頬にキスをされる。
喉を撫でたはそのまま肌に滑らせ下に降りて、ヤワヤワと胸を揉んできた。