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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第20章 結婚


「ほんまにお前…女だからって許さへん。泣かしたやろが!!触んな、きしょいわ!」


振り払おうとしたが、がっしり掴まっていて離れない。


あの子、私としていいから置いていったんじゃないの?とわけのわからないことを言っている。


「あの子、夫や言うとったやろ。頭わいとんのか。」


「え?本当に結婚したの?あの子の嘘じゃなくて?」


嘘やとしたらすぐに訂正しとるやろ。

美影とあんな関係になる前はほとんどこいつとやっていたから、調子乗ってる。


あの子と付き合いながら私に会ってた?浮気?と気持ち悪い笑みを浮かべながら聞いてくる。

なんで僕、こんな女と関係持ったんや…。


「会ってへんわ。ほんまうざい。もう話しかけてくんな。」


無理やり引き剥がすと尻餅をついたようだが、どうでもいいからすぐに美影を追いかけた。

あー、ジャージ着て来んかったらよかった。
すぐ撮られて騒がれるやん。


すでに電車に乗っていたら追いつけない。


駅につくと電車に乗り込む彼女が見えたので急いで追いかけた。

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