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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第20章 結婚


誰、この綺麗なお姉さん…。


最近誘ってくれないからどうしたのかと彼に問いかけている。

私が隣にいるのに、よくそんな会話を出来るな。


最近その子と遊んでるの?と私をチラッと見た。

前に遊んでた人?


「遊んでへん。お前…普通話しかけてこんやろ。他の女と歩いてんねんで。」


「えー別にセフレとかならいいかなあって…その子もそうでしょ?」


よくわからないけど、セフレとこうやって歩くものなのか?


連絡しても返って来ないから寂しかったと彼の胸を撫でた為、反射的に腕を引いて離れさせた。


私を一瞬睨むと、宗四郎くん激しくて大変でしょ?と私に問いかけてくる。

この人…宗四郎のこと狙ってる…。


「私も夫とじゃないと満足出来ないので、別に大変じゃないです。」


夫を強調させて彼女を睨み返す。


はっきりと夫と言ったのにその後も牽制される。

テクニックもすごいしアソコは大きいし、何回もイかせられておかしくなっちゃう、等と街中で下品なことを言い始めた。

ほんの少し前までは週1でされてね、と…この人大丈夫?

なんでこんな人としてたの…。


「もうええやろ、こないなとこでなに言ってんねん。僕ら行かなあかんから。」


「えー遊ぼうよー。また宗四郎くんに激しくされたいなぁ?」


もう無理だ、耐えられない…。


「宗四郎はもう私としかしないもん!宗四郎のバカ!」


そう言って彼の腕を離して駅に向かって逃げ出した。

なんで、宗四郎にあたってんだろ…。


私を呼ぶ声がするが、どうやら捕まったらしい。

チラッと見てみると、腕に巻き付かれていた。

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