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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第20章 結婚


「もう大丈夫よな?さっ、そのびしょびしょどうにかしてきぃ。」


私を立ち上がせると彼は愛液で濡れた指を舐めながら、私の手を引いて脱衣所に向かう。

洗ってこいと服を脱がせられて浴室に押し込まれたので、シャワーでヌルヌルの陰部を洗い脱衣所に出ると、私のジャージや下着を置きながら歯を磨いていた。


本当は宗四郎と2人で町に出るから可愛くして行きたいけど、そのまま訓練に行かなきゃいけないので、ジャージで行かなきゃいけない。


急いで服を着て私も歯磨きをする。

歯磨きが終わりそのまま身だしなみを整えてリビングに戻り鞄を持って、玄関に向かう彼についていく。


「髪下ろしたままなん?可愛ええ。」


するっと髪をひと束持ち撫でてはらりと落ちた。

ほとんど何もしていない髪やすっぴんでも可愛いと言ってくれる。


「もちろん、セットして化粧してんのも可愛ええけど、君はそのまんまが一番ええ。」


薄く目を開き微笑んで、行こうと手を引かれた。


電車でも大丈夫かと聞かれたので頷くと、駅に行き市役所に向かう。

電車を降りて途中でコンビニに寄り水を買って、出る時持ってきたアフターピルを飲んだ。


市役所で婚姻届の提出と住所変更の手続きを終わらせて、有明基地周辺でご飯を食べようと駅に向かう。


「宗四郎くん?」


え?は?
今、名前で呼んだ?

無意識で彼の腕にしがみついた。

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