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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第15章 不信


副隊長室で椅子に座りながら資料に目を通していると、どうしてもあの子の顔がチラつく。


「あかんなぁ…こないな状態で仕事するもんやない…。」


資料を寄せて机に伏せた。

腕に額を乗せながら机を見ていても、何か変わるはずがない。


シャワーを浴びて寝よう。

身体を洗い終わりタオルで拭いていると、とある物が目に入る。


「返すん忘れてた...。」


美影の紐パンだ。

タオルをランドリーバッグに入れ、それを手にする。


ベッドに倒れ込んで、紐パンを握りしめて匂いを嗅ぐ。

洗ったから彼女の匂いがするわけではないが、興奮してきてしまう。

ただの変態やん...。


下半身が熱くなり、仰向けになって自身を握った。

彼女の手や舌を想像して、手の中でより一層質量を増していく。


AVを見る気にはなれないので、スマホの中にある彼女の写真を見ていると、着信があり驚いてスマホを顔に落としてしまった。

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