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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第11章 不調


耳にかかる吐息や喘ぎ声が、全身敏感になった私を快感に誘う。

身体がブルブルと震えた。


「はぁ、はぁ…なんやこれ、こんな気持ちええの初めてなんやけど……声、抑えられんかった…。」


まだナカに入ったままで、勝手に膣がヒクヒクと動いているから、それが気持ちよくて怖くなり、彼を離すことが出来ない。

その僅かな刺激でもイってしまい腰を震わす。


「そうしろうさんのせいでおかしくなったあ…!んっ…だめって言ったのにぃ!」


何も考えられなくなり、動いていないのにイってしまうから怖くなって、子供のように泣いてしまう。


「ごめんて…一旦抜こか?ゴムも取らなあかんし。」


耳元で囁くから気持ちよくて、ずっとイってしまう。


怖いのと気持ちいいのとで、彼にしがみついた腕や足を離せない。

はよ抜かな破れると言われてもどうすることも出来ないし、頭が真っ白になっていて声もちゃんと聞き取れない。


あまり痛くならないように無理やり引き剥がされて、膣から陰茎が抜かれ、その感覚に腰をガクガクと震わせた。


ずっと開いたままだった足を閉じて横を向き、布団を抱きしめる。

イくのは収まってきたが、少しの刺激ですぐイってしまいそう。


「美影すまん、1回電気つける。」


彼は結んだ避妊具を何故かまじまじと見つめ確認している。

血ぃついとる気がすると言ってソレをティッシュで包み捨てると、私の膝に手を置き開こうとした。


「や、まだ触んないで…イく…。」


「え、まだイっとるん?」


宗四郎さんが私をおかしくしたと子供みたいに話してしまう。

彼は謝ると水を持ってくると言って寝室を出ていった。

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