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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第11章 不調


律動を続けながら口を押さえたままの私の手を取って、ベッドに押さえ込む。


目を瞑って横を向き、声が大きくならないように口をギュッと結ぶ。


「美影こっち見てや。可愛い顔見せて?可愛い声も聞かせてや?」


初めて感じる気持ちよさに、恥ずかしくて彼を見ることが出来ない。


「あっんっ…そこ、だめ…あ、ひっ…!だめだってばぁ…あん、あっ…。」


「めっちゃ感じとるやん、なんでダメなん?イきそうやろ?めっちゃ締めつけられとる。」


まだそんな激しく動かされていないのに、すでにイきそうになってしまって恥ずかしい。


なんとか彼を見つめるが、視界が涙で歪むし快感で勝手に閉じられてしまう。


腰を震わせて一度達すると、動きを止めてくれた。


「んっ、はあっ……ほんまはこんな感じるんやな。」


ヒクヒクと膣が動くので、宗四郎さんは甘い吐息を漏らして顔を歪ませた。


せっかく止まってくれたのに我慢出来ないからと、今度は脳が揺れる程に揺さぶられる。

声なんてもうどうすることも出来ない。

叫ぶように嬌声を上げてしまう。


しかも彼は、気持ちいいところを重点的に突いてくるのだ。

我慢出来るはずもなく、何度もイってしまう。


ずっと腰がピクピクと震えていて、膝すらもガクガクと震えている。


もう口を押さえることも出来ないと思ったのか、彼は私の手を押さえていたが、胸を鷲掴んでもう片方は私の腰を押さえた。


「やあっ!あんっ、あっ…お、かしくっ、なっちゃうっ…!!」


「はっ、おかしくさせとるんやっ!かわ、ええからっ…おっぱいめっちゃ揺れてんで、えろいわあっ!」


もう無理…イくの止まんない。

胸を掴んでいた手が下に下り、陰核を親指でクリクリと擦ってくる。


濁音付きの変な声が出てしまって恥ずかしいのに、抑えることも出来ない。

なんでこんな激しくするの…。


宗四郎さんがイくまでやめてくれないつもりなのか?
休憩くらいさせてくれ…。

むりむりと首を横に振るも、意味はなかった。

早くイって…お願いだから…。


「あっ、で、るっ…!んっ、はっ…んくっ…!……はあっ、はぁ…。」


覆い被さるように力強く私を抱きしめて、ピクピクと最後に奥に押し込み、全て出し切る。

私はその背中に腕を回し足も腰に絡めて、しがみついた。

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