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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第11章 不調


「で、どうするんや?出してもうたやん?…早う勃たせてや。君のナカに入りたいねん。」


目を開いたまま見つめられる。

触ればすぐ硬くなるよね…?


「ちんちんおっきくして…?」


縮こまった陰茎を人差し指で撫でながら見上げるように言えば、彼は目を見開き上を向いておでこに手を置いた。

どうしたのだろう…爪でも引っかかって痛かった?

謝ろうとしたら彼が言葉を発する。


「それはあかんて、ほんまに…僕以外の男にそないなこと言ったら、ほんっっまに許さへんからな。」


上を向いていた顔を戻したので見ると、赤紫の瞳が今までにないくらい熱を帯びて私を捉えていた。


そして、指を押し返す感覚に下を向けば、完全に大きくなっていた。


腕を引かれ仰向けにさせられると、彼は私の足の間に座り、いつ間に出したのか避妊具をクルクルと自身につけている。


挿れるでと言って膣口に先を宛てがうと、ゆっくりと沈んできた。


「痛ない?大丈夫か?」


コクっと頷けば、そのまま奥に押し進み子宮に当たり、驚いて声を出してしまった。

痛いのかと問われたが、痛いわけではないので首を横に振る。


私の反応を確かめた後、動くでと言って気持ちいいところを擦られた。


「やっ、あんっ!あ、んっ…。」


自分でもびっくりする程の声が出てしまい、咄嗟に手で口を押さえる。


「抑えんで大丈夫やで、聞かせてや。」


前やった時、こんな気持ちよくなかったのに…。

痛みの方が強くて、ここまでの気持ちよさは感じなかった。
痛みがないとこんなに気持ちいいの!?

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