第3章 辛苦
あれからまた2週間経ち、みんなが寝静まった頃スマホがメッセージを受信して光る。
《起きとるんならはよ来い》
初めての呼び出し。
口淫なんてしたことないから下手くそすぎて、慣れてないことがバレたらどうしよ…。
緊張やら恐怖やらなんやらで心臓がバックバクのまま副隊長室に向かう。
副隊長室に着いたので、一度深呼吸してから声をかける。
返事が聞こえたので入室した。
「遅かったやないか、鍵してはよこっち来い。」
言われた通り鍵を閉め座ったままの副隊長に近付くと、膝の間に来るよう言われる。
そのまま膝をついてしゃがむと、頭頂部から顎にかけて優しく撫でられた。
耳と顎に触れた時に擽ったくて身体が跳ねた。
「ふっ、なんや、弱いんか?」
優しく微笑んでそう言うと、お前なんか気持ちよくしてやらんと言うように手を引っ込める。
恐る恐るズボンに手をかけて、そのまま下着と一緒に下げた。
副隊長のソコは主張せずに下を向いたままだった。
勃たせろということだろうか。
そういう気分になったから呼んだんだと思っていたのだが…。
そっとソレを持ち上げ口に咥える。
やり方がわからないので合っているかわからないのだが。
副隊長の身体が少し震えた。
舐め上げたり先を舐めていると、ソコはだんだんと存在を主張し始める。
そして、完全に上を向き固くなっているソレは、口になかなか収まらず困っていると、副隊長は立ち上がり私の後頭部を押さえた。
「下手やなあ。フェラしたことないんか?」
そう言うと、喉奥までグッと陰茎が押し込まれる。
息が出来ず焦っていると唇まで引き、軽く頭を撫でてからまた奥まで押し込む。
副隊長はそれを繰り返した。
「もう少し、気張ってくれっ…。」
「んっ、んっ…うっ…。」
苦しくて、何かがせり上ってくる感覚がする。
副隊長を汚すわけにもいかないので、必死に我慢しながら耐えた。