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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第9章 決断


宗四郎さんはいつの間にか持ってきて副隊長の机に置いておいた、少しだけ残っているお茶のペットボトルを手にし、通信機で医療班に連絡する。


「ほな、行こか。」


私の肩に手を置き立たせて、警察の方たちと医療棟へ向かう。

医療棟の方にも被害あったと聞いているが大丈夫なのだろうか。


宗四郎さんはペットボトルを医療班の方に渡し、私は尿検査の為にトイレへ。


医療棟の機能はしっかり維持出来ているようだ。


トイレから戻ると宗四郎さんたちは椅子に座っていたので、手招きされるままに彼の隣に座った。


「すぐわかるらしいんやけど、大丈夫か?」


力無く大丈夫だと返事をして、彼に身体を預ける。

疼きが止まらずずっと息が荒くなっている。


「んっ…はぁ…。」


膣がヒクヒクと動いて、その僅かの刺激で声が漏れてしまったので、宗四郎さんにしがみついてその胸に顔を埋めた。

そんな私の頭を優しく撫でてくれる。


警察の方がそんな私たちを見てパートナーかと聞いてきたので、宗四郎さんが肯定した。


少し待っていると検査が終わり、薬を盛られた証拠が揃い、先輩は罪に問われることになった。

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