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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第9章 決断


射精が終わったのかゆっくりと自身を引き抜き避妊具を外し結ぶ、その光景をボーッと眺めていた。


「なんや?これ欲しいんか?」


プラプラと使用済みの避妊具を見せてくる。

いや、欲しいわけでは…首を緩く横に振った。


「なら、直接僕の飲むか?」


ニヤニヤと笑いながらそれを捨て、自身の中心を指差す。

熱を吐き出したはずなのに、ソコは上を向いていた。


私の顔の横に移動し目の前にソレを出すと、ペチペチと唇にあててくる。

ゆっくりと口を開けるとソレはすぐに突っ込まれて、口の中で質量を増していく。


言うことを聞かない身体を無理やり起こし、陰茎に舌を這わせた。

陰茎がピクっと反応すると、彼の口から快感の声が漏れる。


上手く口淫が出来ない私にもどかしくなったのか、自ら腰を動かし始めた。

前みたいに苦しい程奥には突っ込んでは来ない。
イけるのかな…。


私の頭を持ちながら、胸を柔く揉み先端を爪で弾く彼を見上げた。


「で、るっ…!……あっ、くっ……!」


宗四郎さんの顔が快感で歪むと、口の中に熱が放たれる。

そんな激しい刺激ではないのに果てる彼を見て、解放された喉を上下に動かした。

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