第6章 縁下力は次期主将・・・ではなく次期パパ
私は高校の時一つ上の先輩に恋をした。
静かそうに見えるけどしっかりしててたまにアツい男。
誰よりもしっかりしててでも誰かを思いやる気持ちも強い
そんなところに惚れた
あれから数年 念願叶って私たちは結婚した。
そしてもうすぐ第一子が誕生する予定です!
縁下力(23歳)
縁下嫁(22歳)
縁下Baby(coming soon)
今日は記念日、旦那はもうすぐ仕事から帰ってくる
私は放射線技師で旦那は理学療法士。
今は体もきついから仕事は休みをもらったけどだんなあがいない間寂しいし暇だから旦那が高校生だった時のバレーの試合録画を見たり赤ちゃんが生まれるまでの日記を書いたり、もちろん家事もする
でも旦那がなんでもやってくれるから感謝です。
力「ただいま〜 体調はどう?」
私「腰が痛いしお腹が空きすぎて吐きそう。」
力「多分 食べ悪阻かな。果物買ってきたけど食べれそう?」
私「食べれるー! ありがとう!!」
ケーキも食べたかったなぁ。買ってきてもらうように連絡すればよかった。
なんて思ってたその時
力「はい、これもどうぞ」
そう言って彼は私の大好きなケーキを買ってきてくれていたのだった。
私「えぁ?!食べたいと思ってたの!やった!」
力「でしょ笑 いつも寂しくさせてごめんな〜」
そう言って彼は抱きしめてくれた。
私「ちか〜!なんか忘れてませんかぁ?」
力「忘れてないよ。はい、これ」
そう言うと、ちかは私の首にキラキラ輝くネックレスを巻いてくれた
記念日なんて気にしない年齢だからなんて思ってたけど覚えててくれて
お腹のこと私のことも気遣ってくれる最高の旦那だと再度実感できた
ご飯を食べた後、ちかがお腹に手を当ててきた
力「動いたりしないかな? あ、そうだ。烏野バレー部メンバーが是認集まる機会が今度あってマネだった二人も来るけど、体調良かったら行かない?」
私「たまーにしか動かないよ!笑 行きたい!ちか、可愛くなった谷地ちゃんに惚れちゃダメよ!まだ独身だから。潔子さんも!」
力「そんなことあるわけないでしょ。笑 潔子さんに関しては既婚者だから!笑」
〝いつになっても、ちか−!って甘える可愛い奥さんでいてね〟
なあんて言って今日もスパだりなちかでした!