第2章 防衛部とは
とりあえず部室の隅へ腰を下ろし少し様子を窺うことにした。
「…みなさん、いつもこんな感じなんですか?」
「こんな感じって?」
「うーん…各々好きなことして時間潰してる感じ?」
「まあ、そうだな。ダラダラ最高」
「じゃあ、ここでご飯食べても?お昼食べ損ねたので」
昼休みに食されなかった弁当を見せ。
「構いませんよ。私たちもここでお昼食べてるので」
「オレもご飯にするっす〜」
有基くんもおにぎりを出しては食べ始め。自分の弁当と見比べては、やはり育ち盛りの高校生らしく量が多いなぁ、なんて思って。
「お前、そんなんで足りんのかよ。女子が食う量じゃね?」
さすが女好きの立。目ざとい。
「あー…まあ、足りる」
「育ち盛りの若者なんだからちゃんと食えよ〜」
由布院先輩も若者では?とは思ったが口にはせず適当に笑って誤魔化した。