第3章 決戦
由紀side
香「!この気配、来たわね。」
雪「私と香菜は作戦通りに行くから、由紀、頼んだよ。」
由「フフッりょーかい!」
由「ふぅ、戦闘開始かな?」
そう思った瞬間だった。相手側がこっちに銃を向けたのが見えた。
避けたそのすぐ後に バンッと銃声が響いた。
?「チッ あたらなかったか。」
由「適当に撃った銃が当たると思われるほどバカにされては困りますねぇ。」
私に続いて雪菜たちも出てきた。
由「ようこそ決闘の地へ!いまからあなた達には地獄を味わってもらいます。あ、私は黒薔薇幹部の浅野由紀です。」
そう挨拶すると、
橙「俺は彼岸花、灯籠花の暁橙也だ。返事はわかりきってはいる
が、そこを退く気はないか。」
橙也と名乗る人物が言った。
由「退け、と言われて退く人がどこに居るんですか?殺しましょうか?」
冗談で言ってみた。二人は冗談と分かっているみたいだ。
橙「まぁ、そうだよな。」
そう言い眼を開き出した。
(なんだ、予想通りじゃん。)
相手はこのことを知っているのを知らないらしい。
(知らないわけないのに)
香「まずい!能力が使われる!」
相手が油断した瞬間、もう一人の男の前に行き、拳を突き出し
た。
男は吹っ飛んでいった。
橙「夕緋!大丈夫か‼」