第10章 知ることのできない景色。
★★
影山は、菅原先輩のありがたーいアドバイスを受けて何か思いついたみたい
一体何をするつもりなんだろう・・・・
あんなに集中してる影山初めて見る・・・・
集中した影山がトスを上げる
それは一瞬の出来事
―ドバンッ―
影山「よしっ!」
日向「!?!!?手に当たったあああ!!!」
田中・月島・「「「!?」」」
月島「?手に当たった?大げさだな・・・」
澤村「・・・・・おい・・・・今・・・日向・・・目ぇ瞑ってたぞ・・・」
田中・月島・影山・「「「「はぁ!?」」」」
翔陽は全力のスピードで走って、全力のジャンプで跳んで、全力でスイングをした・・・・・目を閉じたまま
つまり、翔陽の打つタイミング、場所に合わせて影山がボールを上げた・・・・・・ってことだよねっ!??
「すすっ、凄すぎる!!何かコワイ!!」ブルッ
菅原「凄い・・・・」
影山が思ってた以上の天才でなんだかもう引くほどに凄い
だけど、影山も翔陽も嬉しそうだし楽しそうだな
これは二人にしかできない速攻
日向「!!見た!?俺スパイク決まった!!すげぇぇぇえええ」キラキラ
「やったね!!翔陽っ!!」ニカッ