第5章 捻くれた王様。
★★
放課後 午後4時00分
帰りのHRも終わり、教室を出る
「ゲッ・・・・」汗
影山「・・・・・・」
バッタリ影山と遭遇。
「・・・・・」汗
影山「オイ」
「・・・・・ハィ」
昼休みに泣きわめいて教室を飛び出てってしまった為、とても気まずい
影山「・・・・練習行くぞ」
「ふぇっ?あぁ・・・うん」
てっきり、怒られるのを覚悟してたから、何だか拍子抜けでマヌケな声がでてしまった
外に向かう間も影山は何も言ってこなかった
影山の考えてる事なんて全然わかんない
翔陽と違って人とのコミュニケーション全然取らないし、いつも怒った顔してるし、いつも上からもの言うし、王様なんてピッタリなあだ名もついてるし
けど、だからこそ
影山のことをもう少し知ってみたいと思った