第26章 合宿に向けて。
★東峰旭★
影山と日向は居残り練習してくんじゃなかったのか?
「何か急用だったの?」
影山「!いやっ・・・別に・・・」
「ふぅん?」
日向「が一人で帰ってたら心配だって言ったら影や「黙れ!日向っ!!」っイッテ!!」
「??」
そうか・・・
二人ともが心配だったんだな・・・
本当は皆に懐かれてんだなぁ
けど俺も・・・
が毎日俺のとこに説得しにきてくれたから・・・
あれが無かったら俺は今もきっと大事なこと忘れたまんまだった
戦ってるのは俺一人じゃないんだってこと・・・気づけなかったよ
こんな小さいのに
俺より全然しっかりしてるし、頼りになるし
東峰「って西谷と似てるよなぁ」
澤村「そうか?どちらかと言えば日向に近いんじゃないか?」
菅原「ん~日向と似てるとこもあるし、西谷っぽいとこもあるかもなぁ・・・田中と結構言うこと被ってたりするし・・・でもさ、は一番・・・」
東峰「一番・・・?」
日向と西谷、田中よりも似てるやつ・・・?
菅原「俺んちで飼ってたハムスターに似てんだよなぁ・・・」
澤村「それは褒めてる・・・んだよな?」
東峰「は、ハムスター?」
菅原「当たり前だろ!俺すげぇ大事に育ててたんだから!」
はスガが飼ってたハムスターに似てるのか・・・
けど確かに西谷や日向よりしっくりくるかもしれないな
いっつもひょこひょこしてるし・・・
美味そうに肉まん頬張ってるし
そう思ったら何か犬にも見えてくるな
いつも嬉しそうに尻尾振って寄ってくる犬
「孝支先輩っ♪」
ほら、こうやっていつも嬉しそうにスガに懐いてく
あれ?いつもスガにだけ懐いてる?
他のやつらには・・・
田中「オイ!!どっちが良いんだよ!!」
「だからどっちでも良いですってば!!」
西谷「どっちでもいいて事はどっちも良いってことだよな!」
澤村「相変わらずポジティブだな」
あれ?犬みたいに尻尾を振ってくのは・・・スガにだけか?