第24章 もう一回。
3月での試合
何度も何度も捕まった
・・・またブロック・・・
もう何本目かもわかんねぇ・・・
そんなときにギャラリーから聞こえた
「スッゲーなあのリベロ」
「うん・・・すげぇレベル高いけど・・・”攻撃がなあ”」
何度もトスを呼んだ
”俺に持って来い”
”俺が決めてやる”
だけどそのうち・・・
トスを呼ぶのが怖くなった
「アンタはまたスパイク決めたいって思わないのかよ!!」
そう西谷にも言われた
けど俺には・・・
エース何て無理だ
荷が重すぎる
俺はもうエースじゃない
そうやってバレーから・・・
仲間から逃げてきた
東峰「・・・・・思うよ」
西谷「?」
東峰「何回ブロックにぶつかっても」
けど、が何度も俺のとこに来て戻って欲しいと言ってくれた
俺はバレーが好きなんだって言ってくれた
それに日向の姿見てて思った
もう一度・・・
東峰「もう一回打ちたいと思うよ」