第23章 お帰りなさい。
★菅原孝支★
菅原「・・・俺は・・・影山が入って来て・・・正セッター争いしてやるって思う反面どっかで・・・・・ほっとしてた気がする」
旭が戻ってきてくれたんだ・・・
ちゃんと正直に言わないと
もうギクシャクしてるのも・・・旭に責任追わせちゃうのも
西谷が自分のせいだと思っちゃうのも・・・
もう嫌だ
だって悪いのは・・・・俺なんだから!
菅原「セッターはチームの攻撃の”軸”だ。一番頑丈でなくちゃいけない・・・でも俺は、トスを上げる事に・・・ビビってた・・・」
影山「・・・・・」
菅原「俺のトスでまたスパイカーが何度もブロックに捕まるのが恐くて、圧倒的な実力の影山の陰に隠れて・・・安心・・・してたんだ・・・!」
「孝支先輩・・・」
の目に涙が溜まってるのが見えた
本当にどこまでも世話焼きで・・・俺の事を心配してくれる・・・
だけじゃない・・・俺はみんなに心配かけてるんだ・・・
どうしようもない先輩だな俺・・・
けど・・・もう逃げない
もう、影山の影に隠れんのはやめるよ
菅原「・・・スパイクがブロックに捕まる瞬間考えると今も恐い・・・けど!もう一回俺にトス上げさせてくれ!旭!」
東峰「!――――・・・」
俺はやっぱり・・・セッターでいたい
旭にまた俺のトスを打って決めてほしい!!